【映画】オデッセイ 感想
◆点数
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総合点:82点
・ストーリー:80点
・演技:80点
・テーマ、メッセージ:60点
◆あらすじ
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あらすじは、公式HPより以下に抜粋。
火星にたった独り取り残された宇宙飛行士。
スリリングで型破りで壮大なサバイバル!
無事に地球に帰還できるのか?
人類による有人火星探査ミッション<アレス3>が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。
ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニーは暴風に吹き飛ばされ、死亡したと判断される。
しかしワトニーは奇跡的に生きていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。
サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して生き延びることを諦めなかった。
やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった……。
◆感想
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総評
あらすじにも書いている通り、
火星に一人取り残され、そこからサバイバルして、、、という話。
とてつもなく困難な状況にも負けず、明るくどんどん前に進んでいく。
わかりやすくて、爽快感のあるこれぞハリウッドという映画。
随所にシリアスな場面もでてきて、
それがうまくメリハリをつけていて、見ていて飽きさせない。
そして、何もない中でのサバイバルというテーマは個人的には大好物。
隋所に見せるユーモアな会話。
日本人にはないこういう感性は欧米人特有のものなのか。
どんな状況でも、ユーモアなことが言える人になりたいと改めて思う。
・ストーリー:80点
総評にも書いたが
何もない中でサバイバルというテーマ大好物。
火星で食料を作ったり、水を作ったり、
地球との通信方法を編み出したり。
頭を使って解決策を考え、試行錯誤していく。
見ていると自分も完全に映画の世界に入って、成功するとほんとにうれしくなる。
ここまで映画の世界に入り込めたのは
SFだからといって無茶をせずに
ある程度説得力のある説明がされているからだと思う。
(詳しい人が見ると無茶なシーンはあるのだろうが、僕のような素人が見る分には全然わからない)
・演技:80点
本作に限らずマッド・デイモンの演技は
さらっとしていてあまり印象に残らない。
でも、これは全く違和感がなく、うまく演じている証拠なのかなとも思う。
本作でも時折見せるシリアスなシーンや
逆に小さな成功を繰り返してはしゃぐシーンなどをそつなくこなしており
気づいたら映画の世界に引きづりこまれ、自然に感情移入していた。
総評に
時折見せるシリアスなシーンが映画にメリハリをつける
と記載したが、それを自然に演じているのはマッド・デイモンのすごさだと思う。
・テーマ、メッセージ:60点
メッセージ性がある映画ではなく、
とにかく楽しんでくれという映画なのだと思う。